2001年4月24日(火)

給食が終わった後の昼休み時間でのおはなしなので、給食が終わった子から少しづつ集まってきました。初日ということと、放送でおはなし会の連絡があったせいか、30人くらいのこどもたちが集まりました。
途中帰る子は少なく、最後まで聞いてくれました。中高学年の子は「おっぱいのひみつ」が始まると、席を立つ子もいましたが、低学年の子は素直に聞いてくれました。

担当の先生から、おはなし会を月2回に、という相談があり、5月からは月2回で実施することになりました。
その後、校長先生から、地域の活力を学校に生かしたい、というお話などを伺いました。

おはなし会のようす
緊張したけれど、こどもたちが熱心に聞いてくれたので、感激と同時に安心しました。
グループで練習しているときより、こどもたちを前にした方がみんな上手に見えました。
途中手遊びが入ったりして、気分転換ができたのがよかったです。今度手遊びも覚えたいです。家でおかあさんに読んでもらうのもいいけれど、みんなで聞くと、まわりに友達がいて、なんだかとても楽しい。(こども)

2001年5月8日(火)

雨のせいで外遊びができないためか、びっくりするほどたくさんのこどもたちが集まりました。
「うまかたやまんば」と、「どうながのプレッツェル」の前に、手遊びがはいりました。

「そらまめくんのベッド」では、本物のそらまめとベッドをこどもたちに見せたところ、大好評でした。

「ルラルさんのにわ」の途中で昼休み終了のチャイム。途中でもさっと帰ってしまう子、最後まで聞いてくれる子、いろいろでした。

おはなし会のようす
(今回初めて読んだので、みかんの感想ばかりですが。。。。)

こどもたちの前に座ると、人数が多かったこともありますが、圧倒されるような『目力』を感じました。聞いてくれるかな、と不安がありましたが、緊張しつつこどもたちの方を見ると、じいっと絵本を見ている真剣なまなざしに出会い、感激しました。

読んでいる最中にこどもたちの方を見るときには、だれかひとりを見ればいい、というアドバイスに従って、大きな目が印象的な女の子に話し掛けるつもりで読みました。他の子の顔はほとんど目に入らなかった。。もう少し気持ちに余裕がでてきたら、こどもたち全体の様子をみたり、感じたりできるようになるのかな。

最後に「ありがとうございました」と言ってくれた子がいて、とてもうれしかったです。

人数が多くて、後ろの方の子から「聞こえない」という声がしました。昼休みの図書室で、廊下や室内での話し声や足音がしてしまうのですが、遠くまで声が通るような発声法があれば知りたいです。30人以上が集まると、今のスペースでは狭くて、棚の上に座ったり、読む人の横まで来てしまったり。スペースを広げる工夫が必要かもです。

2001年5月29日(火)

「じゅげむ」の前に、手遊びと、落語の説明がはいりました。

おはなし会のようす 

「グリーンマントのピーマンマン」の絵本を見せた途端、“知ってる!”、“知っている!”と声をあげ、立ち上がる子がたくさんいました。ピーマン嫌いにならないようにと、この絵本を選んだおかあさんがたくさんいたのでしょうか?

こどもたちは、次の本がでてくると、席をでていったり、また戻ってきたりする子(好きな本を選んで聞いているのかな)や、ずっと最後まで聞いている子などいろいろでした。

4冊目に入ると、1冊目のときより少し人数が減っていましたが、ざわざわした雰囲気がなく、なんとなくみんな落ち着いてしっかり話しを聞いていたようです。

おはなし会終了後、「今度はいつ来るの?」と聞いてくれた子がいたそうです。楽しみにしてくれる子がいると、うれしいですね。

現在、読み聞かせをしているスペースでは、30人以上のこどもたちが集まると、狭く、本棚の上に座ったり、後ろの方で立って聞いているこどもたちもいます。先生とも相談し、カウンタ横に場所を移すことも含めて、検討していただくことになりました。


2001年6月12日(火)

B振鈴ということもあり、手遊びなしで読み始めました。最初にいた児童は10〜15人くらい。その後、ばらばらとこどもたちが集まってきました。
毎回聞きにきてくれる子もいるようで、うれしいです。

おはなし会のようす 

お話会が終わって帰る子が「また来てね。絶対来てね.」とか、「すっごく楽しかった。」と、ニコニコしていってくれました。
次の日は、下校途中の子に「あっ!お話ししてくれた人だ!」といわれ、「誰のお母さんなの?」「また、来るの?」ときかれました。
うーん、やっぱりうれしい!!
(T.R)

「カブトくん」 を読んでいるときに、静まり返っているように感じたそうです。後ろの方では「大きなスイカ!」と言っている子もいましたが、全体にじっと聞いている感じ。やはりカブトムシは、こどもたちの憧れの昆虫の王様なのでしょうか。

「ねえ、どれがいい?」 は、こどもたちが問いかけに反応してくれて、読んでいて楽しかったです。

Hさんが予備に用意されていた、「質問の絵本」という本は、どのページからでも始められ、1ページだけ読んでもいいという、時間が少し余ったときなどに役立つ本だと思いました。このような本を用意しておくと、1冊読む時間がないときに対応しやすいと思います。

B振鈴の昼休みは20分。やはり短いという印象でした。5月はA振鈴でしたが、30分の昼休み時間に対して、読み聞かせ時間は約20分で、それに手遊びやそらまめの回覧などや、こどもたちが集まるのを待つ時間を足して、30分くらいだったようです。B振鈴の読み聞かせ時間は、手遊びなしで15分くらいかなという様に思いました。


2001年6月26日(火)


最初にいた児童は10〜15人くらい。前回より少し早めに読み始めました。手遊びや解説などほとんどいれずに、たくさん読みました。

常連の子どもたちも増えてきて、とてもうれしいのですが、そろそろみんな慣れてきて、ちょっとふざけることが多くなったかなぁ、という感じがしました。 あぶないときなどは、声をかけていきたいと思います。

おはなし会のようす 

「かっちゃんとワニ」は最初の短めの話ですが、読み終わると、「もう終わりなの?」という声が。。おはなしの結末はめでたしめでたしで終わっているので、その子にはとても短く感じられて物足りなかったのかな。 (I.T)

長めの「めっきらもっきら」は子どもたちが集中して聞いていました。後ろから見ていて子どもたちがじっと本を見ているのがよくわかりました。

「おおきなかぶ」は子どもたちも一度は聞いているのでしょう。知っている本で喜ぶ子、知っているから帰る子、反応はいろいろでした。「ねずみの次にはありがでてくるんだぞ!」とか「こんなかぶどうやって食べるの?」とか、様々な子どもたちのことばがでてきておもしろかった。知っている本でも、自分で読むのと、おかあさんに読んでもらうのと、友達みんなで聞くのとではそれぞれ楽しさが違うと思うんだけどなぁ。

「りんごがひとつ」の途中でチャイム。でもほとんどの子が最後まで聞いていました。


2001年7月3日(火)

「やさいのおなか」と「あおいむぎわらぼうし」の前に手遊びがはいりました。

「あおいむぎわらぼうし」の途中で、救急車到着の校内放送が入り、出て行く子どもたちがたくさんいました。最後まで残っていたのは15人ほどでした。

おはなし会のようす 

「おこりじぞう」は戦争の悲惨さに触れる絵本。読み手の語り口にもぐっと引き込まれ、子どもたちも大人も耳をすませて聞いていました。楽しい絵本ばかりでなく、このような歴史的な事実を伝える本も、機会を捉えて読んでいけるといいと思いました。後で感想を聞いたら、「少しこわかった」と言っていたこどもがいました。絵本は地蔵の顔がなくなって終わりますが、原作の後半は、頭のかわりに目や口のようなくぼみのある石を載せた地蔵の顔が、月日がたつうちに怒った顔に見えるようになり、「おこりじぞう」とよばれるようになった、という結末です。

「あおいむぎわらぼうし」は、「おこりじぞう」の後のほのぼの話でしたが、途中の緊急放送で一時中断。騒ぎが落ち着いてから続きを読みました。残っていた子は真剣に本をみていて終わると「これで終わり?」と聞かれました。中断の後、時間もあったことだし、続きからでなく最初から読んであげればよかったと思いました。

「やさいのおなか」は子どもたちの大好きな参加型の絵本。大人も楽しませてもらいました。きゅうりが難しいね。

「およぐ」は、泳げない子に読んでほしい。読むだけで泳げそうな気になるし、絵も楽しそうですぐに試してみたくなるから。

「となりのせきのますだくん」 ますだくんみたいな子ってどのクラスにもいるんじゃないかな。子どもたちにも身近に感じられる絵本かも。


2001年7月10日(火)

B振鈴のためか、よく晴れているためか、今日の人数は少なかったです。人数が少ないせいか、こどもたちの声の反応はあまり聞こえませんでしたが、途中の出入りもほとんどなく、いつもより集中して聞いてくれていたようでした。

おはなし会のようす 

「はちうえはぼくにまかせて」は夏休みのお話ということもあってか、子どもたちがじーっと絵本に集中していました。思いつきを実行し、自分でいろいろ調べたりするトミーの姿もいいですが、最後にトミーの家にもなつやすみがやってくるところが、ほっとさせられました。

子どもたちがみんなすぐ前に座っていたので、後ろの子に聞こえるようにとか考えずに、読む方も落ち着いてじっくり読むことができたように思います。(T.R)

「ますだくんとランドセル」は、年長さんから入学までのますだくんの話。「となりの席のますだくん」より、まんが風のページ割で、吹き出しのせりふを読むところや、擬音も多く、読むのが難しかったです。読む順番にコマを指差したりしたせいか、いつもより本を支えるのが大変でした。あまり子どもたちの方を見る余裕がなかったです。(T.N) 

「となりの席のますだくん」は2年のクラスの本棚にあるので、シリーズで楽しみにしている子もいるようです。ますだくんシリーズはこの2冊のほかに、「ますだくんのいちねんせい日記」、「ますだくんとはじめてのせきがえ」、「ますだくんとまいごのみほちゃん」があります。

「たこのぼうやがついてきた」は、大きくはっきりした色彩のユニークな動物たちが楽しくて、次はどうなるの、と期待させるおはなしです。途中でチャイムが鳴りましたが、みんな最後まで聞いていました。よほど印象が強い絵なのか、「ベッドの下にワニがいて、冷蔵庫にペンギンがいて、ウサギがどんどんふえて、駐車場にゾウがいて、、」と家でもしっかり覚えて話してくれました。(K.C、みかん)

1学期のおはなし会も今日が最後。読む前にはすごく緊張しますが、どの本を読もうか選ぶ時間や、他の人が選んだ、まだ読んだことのない本との出会いや、子どもたちの反応を感じることなど、とても楽しい時間を持つことができました。夏休みはゆっくり(?)休んで、また2学期から楽しい時間を過ごしましょうね。


2001年10月9日(火)

2学期になって初めてのおはなし会。晴れているしどのくらい集まるか心配でしたが、放送が入ったこともあり、夏休み前と変わらない様子だったので安心しました。

おはなし会のようす 

「ねぎぼうずのあさたろう」は、またたび調の個性的な絵と文でひきつけられる本です。実際に持ってきた野菜と図鑑での解説も子供の興味をひいていたようです。(K.C)

「さかなはさかな」のレオーニのシリーズは、絵がきれいでとても好きです。かえるの見てきた世界をさかなが想像するところは子どもたちも楽しそうに見ていました。さかなが飛び出したところではちょっと緊張したかな。長めのお話でしたが、みんな集中して聞いていました。

「あしたもともだち」シリーズは子どもたちも知っているようで、「知ってる!」という声で最初はざわざわしていましたが、読み進むにつれて、子どもたちが集中してきてだんだんしーんとなってくるのが読んでいてわかりました。ともだち関係の話は身近なだけに、子どもたちの関心も高いのだと思います。

「こすずめちゅん」は、紙芝居です。内容はちょっと幼い感じですが、子どもたちは本から紙芝居に変わって、じっと聞いていました。長めのお話が続いたので目先が変わってよかったと思います。

「みんなうんち」 こどもはどうしてうんちの話が好きなんでしょう(笑)。いろいろな動物のうんちがでるたび、大声があがりました。わいわい楽しい雰囲気でお話会をしめくくりました。


2001年11月13日(火)


17日のふれあい集会準備が昼休みにもあり、いつもより少ない人数でした。男の子はひとりだけでした。

おはなし会のようす 

おかあさんがおかあさんになった日は、女の子が多かったせいか、じーっと聞いていました。おかあさんが語りかけるような文章にも惹かれたのでしょうか。

きたきつねのゆめは、深い紺の背景にうさぎや、木に隠れた動物を描く白色がとてもきれいな絵になっています。次はどうなるのか、とじっと見てしまいました。

あき寺のばけもの やさしい感じの本の後で、ばけもの退治の紙芝居。お話会の流れの中でめりはりがついてよかったと思います。

くまさぶろうは、いろんな場面で人の気持ちを吸い取っていくくまさぶろうに、子どもたちも次は何を吸い取るんだろう、と興味深々で聞いていました。

おとこのこなんてだいきらいだってね」 内容も楽しいですが、ひとりだけ参加していた男の子が話が進むたび、みんなに見られてちょっと居心地悪そうだったのが印象に残りました。後で聞いたらやっぱり恥ずかしかったとか。。。

おじさんのかさ」 チャイムが鳴って途中で終わってしまいました。がんこなおじさんのかさはどうなったのか?続きは自分で読んでみようと思います。


2001年11月30日(金)


今日はA振鈴で、4冊読んで、少し時間があまっていました。

おはなし会のようす 

まめうしのおとうさんは、大きくてユニークな絵のお話です。小さなまめうしを助けるために、大きなおとうさんがどどどどどど、と走ってくるところは、おもしろいです。極端に大きさが違うまめうし親子の様子がユーモラスです。

アレクサンダとぜんまいねずみは、少し長め。レオレオーニの個性的な絵が好きで選びました(みかん)。ぜんまいねずみが捨てられそうになって、とかげの所で願いごとをいう場面では、息をつめて聞いていたこどもたちの顔が印象的でした。

えんどう豆の上にねむったお姫さま アレクサンダがはっきりした色使いだったので、ピンク系の色使いで精密な絵のこの本はとてもやさしい感じがしました。文章もていねいなことば使いで、お姫さまのお話の感じがしました。こどもたちも、長めの本が続いたのに、集中して聞いていました。

ラチとライオンは、小さめの絵本ですが、シンプルな絵なので、後ろの方の子にもわかったようです。弱虫の男の子ラチが、ライオンの力を借りて強くなる、というお話は、身近に感じられたこどももいるのではないでしょうか。

2002年1月9日(水)

普段より1年生の人数が多いお話会になりました。先生も数人来られていました。
とても驚いたのは、人数はいつもより多いのに、いつもよりずっと静かだったことです。たいてい途中で立ち上がる子や、本の読み方や内容、絵にツッコミを入れる子(それも楽しいんだけど(^^;ゞ )が何人かいるんですけどね。

会が終わったあとで、「おもしろかった」「今度いつ来るの?」などと声をかけてもらいました。こういう言葉はとてもうれしいし、励みになります♪

おはなし会のようす 

おれはママじゃないは、マンガチックな絵と繰り返しでてくる「おれはママじゃない」という言葉が面白かったようです。

この言葉がでてくると、子どもたちがくすくす笑いました。

シチューはさめたけどは、けんかしてでていったうさぎをくまが心配して探しに行くお話。こどもたちも心配しながら聞いていたのか、本当に静かにじーっと聞いていました。

ゼラルダと人喰い鬼 長めで少し暗めの迫力ある絵の絵本。こどもを食べるというちょっとコワイお話なのだけど、こどもたちは真剣に聞き入っていました。

ドシン!でズドン!は、長い絵本のあとの、明るく楽しいお話。最後が最初の場面につながっていきます。途中でチャイムが鳴ってしまい、最後まで見れなかった子は残念そうでした。


2002年1月29日(火)

今回もとてもたくさんの子どもたちが集まってくれました。図書室に貼りだしている、次のお話会の予告を見てこどもたちが集まっているそうです。今回は、前回に比べて、少し騒がしい感じでした。

通常のB振鈴より昼休みが短かったようで、2冊だけのお話会になりました。

これだけの人数が集まると、座る場所が足りなくなるので、お話会の前に本棚をずらしてスペースをつくりござを敷くようにした方がいいかもしれません。

おはなし会のようす 

おんちょろきょう 図書室の予告を見て、「おんちょろきょうってなんだろう」と興味を持って、お話を聞きに来てくれた子どもたちがいたそうです。題名だけみると、なんだかわからないですよね。

うちの子どもは、家に帰って「おんちょろちょろ〜、なにやら〜。。。」とおきょうを唱えていました。リズムがあっておぼえやすいのかな。

おおさむこさむは、寒い冬にぴったりのお話。おおさむとこさむがどどーんと大きくなるところでは、子どもたちがからだを乗り出すような感じで、お話にひきつけられているようでした。こどもたちはお話に入り込んで聞いているので、主人公が危ない場面にあうような話のヤマでは、自分も一緒に体験しているような気持ちになっているのでしょうか。福音館の「こどものとも」は、1話1冊でいろいろなタイプのお話があり、薄くて読みやすいシリーズだと思います。

2002年2月5日(火)

今回はお話会の始まる前に本棚を移動し、ござを敷いてスペースをつくりました。少し人数は少なめでしたが、座るスペースが広くなって、楽に座れるようでよかったです。

お話会終了後、先生から、“もう少しゆっくり、こどもに語りかける感じで読んでもらえると、1年生に話がよくわかると思います”とのお話がありました。本を読む、というより、お話をしてあげる、という感じなのでしょうか。まだまだ修行が足りません(^^;ゞ 。

おはなし会のようす 

あなたってほんとにしあわせね!は、赤ちゃんが生まれて少しさびしい思いをした子には身近に感じるお話でしょうか。

ありありまあまあは、かわいいことば遊び。子どもたちも順序が変わったりすると楽しそうに笑っていました。

「てぶくろ」 きれいな絵本です。次々と動物がはいって、てぶくろがパンパンになっていくと、「もう入れないよ!」と子どもたちから声があがりました。

とりかえっこのにちようびは、家族の役が入れ替わるお話。自分のことと置き換えて聞いていた子も多いかも。子どもになったママが一番はしゃいでいたのがおもしろかったです。

ゆきおとこのバカンスは、ちょっと変わった絵とテーマの本。
読み始めに「バカンスってなに?」と子どもから質問。なんとか答えたものの、突然の質問にはとても弱いこと、1ページの文章が短いので、絵をじっくり見てもらうことなく、先へ先へと読んでしまったのは反省点です。


2002年2月12日(火)

最初の児童が少なかったので、なぞなぞをいれました。どこから始めてもいい、このような本は1冊あると便利です。

おはなし会のようす 

なぞなぞえほんは、小さな絵本で見開きになぞなぞと、絵が書かれています。ヒントになる絵なので、絵をかくしつつなぞなぞをだすのは大変そうでした(笑)。人数が少ないときだったので、こどもたちも近くによってきて、夢中で答えていました。

ベーコンわすれちゃだめよは、覚えていたはずの買うものが、だんだん変わってしまうのが、子どもたちにうけていて笑い声が聞こえました。

うみちゃんのまどは、飛行機が目指す国が、長新太さんのユーモラスな絵で表現されていて、こどもたちもとても楽しそうに聞いていました。こんな飛行機が自分の家にも飛び込んでこないかなぁって思った子もいたでしょう。

「おひなさまをクリーニング」 紙芝居です。ひなまつり前のお話会ということで、おひなさまのでてくる紙芝居を読みました。結構長めのお話でしたが、女の子だけでなく男の子も熱心に聞いていました。

はなたれこぞうさま」 紙芝居です。聞いているうちに、家に絵本があることを思い出しました。一度読んであらすじを知っていても、紙芝居という別の媒体で読んでもらうと、新鮮な感じがしました。

2002年3月4日(月)

今日は、3学期最後のおはなし会、ということで、パネルシアターを4作品、上演しました。
(今回は、デジカメのバッテリチャージャが故障してしまい、写真は撮れませんでした。)

参加児童数           主に1〜2年生 30〜40人くらい

l     おおきなだいこん (I.I)

おおきなだいこんを、おじいさん、おばあさん、まご、犬、ねこ、ねずみで協力して畑から抜きます。掛け声がそれぞれに決まっていて、「よいこらしょ」「わんこらしょ」「にゃんこらしょ」。。。などなど。こどもたちも、こちらが掛け声を教える前に、先回りして答えてくれたり、みんなで一緒に大きな声で掛け声をかけたり、とっても楽しいお話でした。

ねこふんじゃった (I.T、みかん)
みんな知っている「ねこふんじゃった」の曲にあわせたパネルです。練習のときは練習不足で冷や汗をかきましたが、なんとか最後までできてよかったです。一度終わったところで、歌詞にでてきた「ねこ」の数を当てるクイズを出題。もちろんわからないので、もう一度上演しました。こどもたちも「ねこ」を数えながら一緒に唄ってくれました。

ブレーメンの音楽隊 (I.I、I.T、T,R、みかん)
急遽上演することになった作品です。予定されていなかったので、おはなし会が始まる前に、K.Mさんが4人の役割分担と簡単な説明をしてくださいました。以前一度だけ練習したときは、ヒサンだったので、どうなることかと思いましたが、分担の方法がよかったのか、混乱することもなく、終了しました。でもパネルを出すことで精一杯で、こどもたちの様子は全くわかりませんでした(笑)。


さんかくさん (K.M)

三角形のパネルを1枚、2枚、3枚。。。とふやして、その枚数でできる形を考える遊びです。こどもたちも、どんどん手を上げていろんな形を答えてくれました。

上演する前は、こどもたちの反応が心配でしたが、「一緒にやってね」というと、夢中になって協力してくれるので、こちらも楽しい時間を過ごすことができました。

こどもたちは、間違いや失敗にすごく敏感に反応するようです(笑)。 「おおきなだいこん」では、最後に山のパネルがはずれてしまったのですが、これがオオウケ。「ねこふんじゃった」は、ねこが空にとんでいく場面で、太陽がでているのですが、「ねこが太陽にあたった」というのがすごくおもしろかったそうです(^^; 。すごく楽しそうだったのでよかったのですが、こどもたちって意外なとこを見てるのね、と思いました。

そういえば、私が小学生のころも、先生が黒板に間違った字を書いたりすると、みんなで突っ込んだことを思い出しました。
先生方は、毎日大変だなぁ、と思います。

これで1年間のおはなし会は終了です。初めての読み聞かせ活動で、いろいろ足りない所もあったと思いますが、本を探すのも、練習するのも、おはなし会もとても楽しく参加することができてよかったと思います。

また、本を読んでの感想など、私の感想ばかり勝手に書いた記録に1年間おつきあいくださってありがとうございました。4月からもよろしくお願いします。